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手術室で5年、病棟への異動は可能? | C'est La Vie オペナース実験人生

新卒で手術室に配属!病棟へ異動は可能?

新卒から手術室で5年。6年目で病棟へ異動して1年働いて感じること。

内容は大きく以下の2つについて話していきます。

  • 異動後困ったこと
  • 病棟へ行って良かったこと

まずはじめに、病棟経験がなくても1年あればとりあえず一通りのことはなんとかなります。

⑴異動後困ったこと
  • 看護技術を実践したのは実習が最後という不安
  • 電子カルテの操作
  • 各種記録の書き方
  • 物が圧倒的に少ない
  • 点滴の滴下調整が厳密
  • ドクターに確認したいことがすぐに返事もらえない

 

①看護技術に関しては、手術室では一般病棟で実践するような清拭・陰部洗浄・気管吸引(⇨これは麻酔科がする)・マウスケア・食事介助などは行いません。

手術室では麻酔チャートと連動した記録になるため比較的シンプルな記録でした。

しかし、病棟ではSOAPによる経時記録はもちろん「看護必要度」(患者さんが日常生活においてどれくらいの介助を必要としているか)「身体抑制カンファレンス」(離床センサーやフドー手袋を使用しているケースでは本当に必要かを毎日検討が必要)など非常に書くことが多い。

それらの操作も含めて初めは慣れるまでに時間がかかりました。

②次に「物が少ない」とは部屋の中でおおよそのことが完結するオペ室とは違って、

病棟の場合ナースステーション・機材庫にしか物品がないので、初めは物を取りに走り回っていました。これに関しては物品の場所を覚えれば、すぐに対応できるので心配ありません。

③病棟に行くまで知らなかったのですが、点滴の早落ち・遅落ちはインシデントレポートの対象です。

オペ中は基本的に麻酔科が調整してくれていますし、出血もするので輸液はタカタカ落としていましたが、病棟では500mlを24時間かけて投与したりします。

そうなると、20ml/hです。全然終わらんやんって感じでした。

また点滴交換も輸液ボトル「はいっ!」って麻酔科の先生に渡すだけだったのが、カルテでの確認⇨専用端末による読み取り⇨その都度患者バーコードと輸液バックのバーコードを認証という、患者誤認防止のためのステップがめちゃくちゃあります。

④対面ですぐに指示を確認できない場面が多い。

手術室は常に麻酔科医・執刀医がいるので確認したいことはすぐに聞けます。準備薬剤や使う器械のことなど。

しかしICUを除いて、常に病棟に医師はいないので、どうなったら報告が必要か・どんな指示を出してもらわないといけないかなど自分でアセスメント・先輩に相談しながら対処する場面が多い印象です。

⑵病棟へ行って良かったこと
  • 知見が広がる

これに尽きます。自分が携わってこなかった領域に触れる機会しかないので知識の幅が広がります。

私個人としては、少し周術期と離れてしまっているので(内科系の救急)この先どこかでこの経験が自分のキャリアに繋がればいいなぁ、と思う毎日です。

主に異動後困ったことに比重を置いて書きましたが、オペ室にいて病棟への異動を考えている方のイメージに役立てばと思います。

コメント

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